ここに来て、婚約指輪(エンゲージリング)をWEBで販売する会社が急速に増えてきました。
この販売方法が、市民権を得てきたしるしと考え、とても嬉しく思います。
WEBでの婚約指輪販売は、アメリカが先進で、BlueNileというナスダック上場企業が最大手(売上高約300憶円)です。当社を含めて多くのサイトは、このBlueNileを大いに参考にしています。

その中で、当社がBlueNileと異なるシステムを採用したのが、在庫の持ち方なのです。
BlueNileのサイトを見ると、膨大な数のダイヤモンドが掲載されていますが、この多くは複数の卸業者の在庫です。IT系の小売業では良く見られる方式ですが、BlueNileは自ら在庫をあまり持たずに、卸業者の在庫を販売しています。この方式ですと在庫リスクが回避出来るので、比較的低価格の販売が可能になります。それは、この会社が急成長した、ひとつのポイントでもあります。
しかし私は、このシステムをあえて採用せずに、自ら在庫を持つことにしました。
自分達の目で事前に検品していない、卸業者の在庫のダイヤモンドを売ることは、とても出来ないと確信しているからです。
ダイヤモンドの品質基準(いわゆる4C)は、グレーティングレポート(鑑定書)に記載されていますが、その中でクラリティー(キズ、不純物、内包物等の状態)は、判定にかなり幅があります。ダイヤモンドを検品する個人の好みの問題もありますが、私の場合、卸業者から集めたダイヤモンドの内、購入できるものは
厳しい判断が必要なVS2クラスだと 20−30個にひとつ 程度。”これでVS2かよ”とかブツブツ文句を言いながら、日々検品しているのです。
私が初めてダイヤモンドに携わった20年前(当時は自信を持って、SI1を販売していました)と比べると、最近の基準(クラリティー)は明らかに緩いので、美しいダイヤモンドを選ぼうと考えたら、事前の検品は不可欠な業務だと考えています。
それに加えて、当社では選びやすさを考え、販売価格を3つに限定しているので、必要なダイヤモンドを確保するのに苦労しているのです。
国内だけでは調達するのが難しくなったため、ダイヤモンドの集積地であるベルギー、アントワープ在住の古い知人に頼んで、市場のたくさんのダイヤモンドから厳選して調達するように依頼、直輸入も開始しました。
ネットショップの中で、ここまで品質にこだわっている店が他にあるでしょうか?(ゼクシィ掲載の店舗の中でも上位に来ると確信していますが・・・)その分、最安値ではないと思いますが、総合的なコストパフォーマンスで判断していただければと思います。
私は、今日もブツブツ文句を言いながら、皆さんに喜んでいただけるダイヤモンドを探しています。
私たちのダイヤモンドの在庫が、必ずしも多くないのは安心して購入いただける、選び抜かれたものだけ
だからなのです。













